マケドニア代表・サッカーの紐帯/フィリッポス2世、アレクサンドロス大王、ユスティニアヌス1世、ゴツェ・デルチェフ、ヴォイヴォダ・バブンスキー、マザー・テレサ、トシェ・プロエスキからゲオルゲ・ハジ、ダルコ・パンチェフ
内部マケドニア革命組織に、標的にされながら、バルカン戦争と第一次世界大戦で、勇敢に闘ったチェトニックの最初の指導者で、ドラジャ・ミハイロヴィッチの有名なチェトニックの凱歌のもととなるものを作ったとされるヨヴァン・ストイコヴィッチ・バブンスキを曾祖父に、キャリアの晩年には、ガンバ大阪に所属し、日本でも時を過ごしたボバン・バブンスキーを父親に持ち、弁舌の才と高い教養を備え「哲学者」と称されるダヴィド・バブンスキー、ラボトニツキで将来を嘱望されるエリフ・エルマス、ダルコ・ヴェルコフスキ、エニス・バルディなどの成功したU-21の8人と クロアチアのHNLに所属するインテル・ザプレシッチでの邂逅が、資質を開花させ、その左足で、イタリアでも、ゴールを量産するイリヤ・ネストロフスキなどの若さと経験を組み合わせ、不死鳥の如く、アレクサンドロス大王の精神を再び蘇らせる。
セルビアコソボサッカーの停頓 /大アルバニアと戦争 黄金の鷲の子 ピクシー ドラガン・ストイコビッチ
ローザンヌでのセルビアの成功が、とりわけ、アメリカ、イギリス、ドイツなどのコソボを国家承認し、人類で最も人気のあるスポーツを利用して、アイデンティティーを高める策略に弄する剛毅な援助者へ、彼らのバルカン政策に苦い敗北を与える。
アハティサーリ案に反対し、国連の暫定統治を禁じ、双頭の黒鷲の旗のもとで、アルバニアと協同したい民族主義野党アルビン・クルティが統率する政党ヴェテヴェンドシェは、 コソボは国際舞台で独自のチームを組織しないで、アルバニアのために闘うべきだと声高に叫ぶ中、 何年もの間、コソボ代表を国際舞台で活躍させるという重要な政治的目標をもつ政府と欧米列強も対抗する。 この新たな憎悪と狂気が、再びこの地域を戦争の深淵に連れ戻す。
今月、対照的なスタートを切ったワールドカップ予選が、再開する。
コソボは、コソボ解放軍の残党が潜伏し、支配領土拡大を目指して、テロリストの温床となっているプレシェヴォ渓谷からの出身者を初めて抜擢する。伝説的なドラガン・ストイコヴィッチ・ピクシーが決して屈しなかった巨大な政治の圧力や汚職に耐えられず、混迷を極めるセルビアは、U-20 ワールドカップを制して世界一になったマクシモヴィッチ、ジヴコヴィッチ、ライコヴィッチ、ガチノヴィッチ、グルイッチ、ヴェリコヴィッチ、ミリンコヴィッチ=サヴィッチ兄弟などのニュージーランド人が徐々に支配し、 ミヤトヴィッチ、シュケル、ボバン、プロシネチキ、ブルノヴィッチ、ヤルニなどのチリ人の後を追う。